「お客さま」をお迎えする業種は、私共医療も含めて、毎日報道から目が離せません。
私共は今日3月31日(火)も通常通りに活動してまいります。
いち皮膚科医の私には理由がよくわからないのですが、日本は諸外国にくらべて「検査数」が圧倒的に少ないです。ミュンスター大学ブ-ム教授のいるドイツではドライブスルーはもちろん1週間あたり約50万件くらいの検査が行われているそうです。
検査数が少なくては、ご自分の感染状態がわかりませんから、一見目に見える症状がなければ、各々ご自分のご都合で、行動なり自粛なりを選ぶほかありません。
私が個人的に心配しているのは、無意識に感染された方が一度に明るみに出ることです。万一そのようになったら、診療はどうするのか?です。
今のところ、これらについてマメに情報をくれるのは、AAD(アメリカ皮膚科学会)だけです。この先は、現場の皆さまのお声をベースに、AADの指南にしたがってもろもろ決定してまいります。
何か変更は?当院で何ができるのか?おチカラになれるのはどのような形か?
この先もこのコラムでお知らせさせていただきますので、よろしかったら必要な時折々ご覧いただけますとたいへん幸いに思います。
池野皮膚科形成外科クリニック 池野 宏